· 

2019年4月7~8日宗次郎さん横浜コンサート&鎌倉への旅

2019年4月7日から8日にかけて、1泊2日で神奈川県へ行って来ました。

 

今回の旅の目的は、4月7日に横浜で開催の、尊敬する音楽家・オカリナ奏者の宗次郎さんのコンサートに行くことと、11年ぶりに鎌倉を訪問することでした。

 

宗次郎さんのコンサートは、新作アルバムの発売記念コンサート。

いち早く、宗次郎さんのサイン入り新作CDを入手しようと、横浜まで行って来ました。

 

宗次郎さんのコンサートのことと、コンサート・レポートについては、こちらの記事を参照してください。

◎2019年4月7日横浜・神奈川県民ホールコンサート・レポート

 

 

2日目の4月8日は鎌倉へ。

鎌倉へは、2008年の春に一度訪れており、今回が2度目の訪問でした。

 

前回は、鶴岡八幡宮や鎌倉大仏くらいしか行けなくて、あまりじっくりと見て回れなかったので、今回はしっかりと歩き回りました。

 

まずは、北鎌倉駅からすぐの円覚寺へ。

あいにくの雨で、雨足が強くなり、風もかなり冷たかったので一時的に休憩所に避難しました。

 

少し雨が弱まるのを待って、円覚寺を散策。

桜もきれいに咲いていましたが、花散らしの雨風が吹き付けていました。

 

朝早かったので、まだあまり人はいませんでした。

雨の中、ゆっくりと見て回りました。

 

円覚寺の拝観が終わるころには、雨も大分止んできました。

 

円覚寺を後にして、15分ほど歩いて建長寺へ。

建長寺は、周りの環境も美しく、参道も桜に包まれていて、大変気に入りました。

 

境内を進むと、花御堂が。

そう、この日は4月8日の花まつり。お釈迦様の誕生日です。

甘茶かけをして、一杯の甘茶をごちそうになりました。

実は、花まつりに参加したのは初めてで、甘茶も始めていただきました。

 

爽やかな甘みと風味で、とても美味しく頂きました。

花まつり、とてもいい雰囲気のお祭りですね。来年以降もぜひ、参加したいと思います。

 

建長寺では、龍の天井画を拝観し、またお釈迦様降誕会の法話も聴かせていただきました。

 

建長寺拝観を終え、門前の食事処へ。

そこで名物のけんちんそばを食べました。

 

けんちん汁は建長寺が発祥だそうで、けんちん汁にそばが入った料理です。

あっさりした味付けで、大変美味しく、冷えた体も温もりました。

 

その後、建長寺から歩いて、鶴岡八幡宮へ。さらに足を延ばし、竹の庭で知られる報国寺まで行きました。

 

報国寺でも、花まつりに参加。

この日2回目の甘茶かけと、甘茶1杯を頂きました。

 

報国寺に着いた頃には、空も晴れて青空になりました。

青空と桜のコントラストが、とても美しく感じられました。

続いて、名高い竹の庭へ。

この庭は、竹林を活かした素晴らしい庭です。

 

竹の中を歩いていると、まるで、竹取の翁になったような気分が味わえます。

報国寺を後にして、バスに乗って若宮大路へ。

 

大路に面した、老舗の蕎麦屋さんで、わらび餅を食べてしばし休憩しました。(この日は甘味処として営業していました)

その後、小町通りから鎌倉駅の西側のエリアを散策。

そして、江ノ電に乗って長谷駅へと向かいました。

 

今回の鎌倉旅、最後の目的地・長谷寺を訪れました。

いつもは、同じ長谷寺でも、奈良・桜井の長谷寺をお参りしていますが、今回は一度、鎌倉の長谷寺も訪れてみたいと思い、参詣しました。

 

奈良の長谷寺も大好きなのですが、鎌倉の長谷寺もまた、素晴らしいお寺でした。

この日3回目の甘茶かけも。

すっかり、病みつきになってしまったかも?

 

ともあれ、お釈迦様の誕生日をお祝い出来て良かったです。

 

長谷寺では、観音様をお参りした後、海が見える拝観道へ行きました。

湘南の海が見え、また花見もできました。

 

奈良の長谷寺が山の印象だとしたら、鎌倉の長谷寺は海の印象を受けました。

今回は、宗次郎さんの新作発売記念コンサートを堪能し、また鎌倉をじっくりと見て回り、あらためて日本の春の美しさを心に刻むことができました。

 

雨が降ったり気温が低かったりしましたが、とてもいい鎌倉旅行ができました。

 

 

(帰り道のエピソード)

鎌倉の長谷からは、江ノ電に乗って藤沢まで行きました。

実は、江ノ電を全線通して乗るのは初めて。

 

車窓から見える、湘南の海辺の景色などを楽しみました。

途中、腰越駅周辺は、窓から町の様子をじっくりと眺めました。

 

この鎌倉市の腰越というところは、宗次郎さんと同じく、僕が尊敬してやまないシンセサイザーの喜多郎さんが、駆け出しの若い頃に拠点としておられた町です。(デビュー作の頃や、シルクロードの初期の作品をこの町で生み出されました)

 

喜多郎さんは、代表作で名曲の「シルクロード」のメロディーを、湘南の海辺を散歩している時に浮かんできたそうです。

そんな若い頃の喜多郎さんのゆかりの町を眺めることができて、感慨深いものがありました。

 

 

藤沢駅に到着し、JR線の駅に乗り換える際、乗り換えの連絡橋のところで、笛を吹いている方がおられました。

傍らに、“縄文笛”と書いたボードを置いておられ、縄文笛 毅さんだとすぐわかりました。

 

以前何となく、ネットで検索していて、たまたま知ったお方だったのですが、駅前でストリート演奏をしておられるのを見て、すごいな!と思いました。(時間があまり無かったので、じっくりと聴くことはできませんでしたが…)

 

世の中には、本当に素晴らしい音楽家の方がたくさんおられる…自分も、もっともっと頑張って行こう!と、決意を新たに帰路につきました。