<特別コラム>アシタツ流・宗次郎さんのCDの選び方

 

 宗次郎さんのオリジナル・アルバム26作品、全てのCDの全ての曲目のレビューが完成しました。(2019年時点)

 

<宗次郎CD総目録>

 

 また宗次郎さんが新作オリジナルアルバムを発表される度に、更新していきたいと思います。

 

 ひとまず、現在の時点で発表されているアルバムの分のレビューが完成したことを記念して、コラムアシタツ流・宗次郎さんのCDの選び方を書き記したいと思います。

 

 当サイトのCDレビュー記事をきっかけに、宗次郎さんの音楽やアルバムに興味を持ってくださった方がおられるとしたら、嬉しいかぎりです。

 そこで、宗次郎さんのCD・アルバムを選ぶポイントを紹介したいと思います。

 

 

◎初めて宗次郎さんのアルバムを買う方におすすめの作品

 『オカリーナの森から』

 

まずは1枚、初めて聴くor初めて買うという方には、『オカリーナの森から』をおすすめしたいと思います。

 レビューでは、宗次郎さんの最高傑作と紹介しましたが、宗次郎さんの音楽性やオカリナの音色が、この一枚に凝縮されていると言えます。

 収録曲も、メロディーラインが美しく親しみやすい曲ばかりですので、初めての方も気に入っていただけると思います。

 

 

2枚目以降の選び方

 『オカリーナの森から』を聴いて、さらにもっと聴きたくなった方に、パターン別に紹介します。

 

①『オカリーナの森から』とよく似た路線の作品を聴きたい

『オカリーナの森から『あゆみ』『静かな地球の上で』『フォレスト』がおすすめ。

 

  • 『オカリーナの森からⅡ』は、シリーズ2作目として、1作目の作風を受け継ぎつつ、より深く多彩な表現を楽しめます。
  • 『あゆみ』は、明るく爽やかで、あたたかい曲調の作品で、清々しい印象です。
  • 『静かな地球の上で』と『フォレスト』は、森のイマジネーションが豊かな作品です。特に『フォレスト』は初期の作品ながら、アコースティックな響きが印象的な名作です。

 

②もっと和風・民族音楽風の作品を聴きたい

『古~いにしえみち~道』『昔むかしの物語を聴かせてよ』『まほろば』Japanese Spirit『イアイライケレ』がおすすめ。

 

  • 『古~いにしえみち~道』は、和風モチーフのアルバムの最高傑作で、“和”の美しさを堪能できます。
  • 『昔むかしの物語を聴かせてよ』は、囲炉裏のそばで昔話に耳を傾けるような…そんな日本の郷愁あふれる世界観を味わえる傑作です。 
  • 『まほろば』は、縄文をテーマにした作品で、土の響きが感じられる、独自の音世界を味わえます。
  • Japanese Spirit』は、日本の民謡調の曲を中心に、雪国や山里のイメージ・素朴な日本の風情を感じられます。
  • 民族音楽好きの方には、ワールド・ミュージック・テイストの『イアイライケレ』がおすすめです。

 

③ヨーロッパをテーマにした、あるいは欧風な曲調の作品を聴きたい

『天空のオリオン』『土の笛のアヴェ・マリア』がおすすめ。

 

  • 『天空のオリオン』は、フィンランドやエストニアなど北欧・中東欧をモチーフにした作品で、アルバムタイトルにもなっている「天空のオリオン」は、コンサートで必ず演奏される人気曲。アルバム全体を通して、ファンタジックな雰囲気を楽しめる名作です。
  • 『土の笛のアヴェ・マリア』は、深い愛や祈りを感じられる傑作で、美しく感動的な作品です。

 

④とにかく、これぞ宗次郎さんの代表作!というアルバムや曲を聴きたい

『木道』『風人』『水心』『大黄河』がおすすめ。

 

  • 『木道』『風人』『水心』は、それぞれ“木”“風”“水”といった自然をテーマとした作品で、“自然三部作”と呼ばれています。この“自然三部作”で、宗次郎さんは日本レコード大賞企画賞を受賞されました。この三部作アルバムの曲は今でも人気が高く、コンサートでも取り上げられています。
  • 『大黄河』は、宗次郎さんの出世作となったNHK特集大黄河の音楽アルバム。「大黄河」のテーマ曲は、宗次郎さんの代表作としてコンサートで毎回演奏されています。

 

⑤オリジナル曲以外で、カバー演奏を聴いてみたい

『オカリナ・エチュード』シリーズと、ユーキャンの『nature music』シリーズがおすすめ

 

 宗次郎さんの素晴らしい音楽を、ぜひ、お楽しみください!

 

 

<宗次郎CD総目録>